[8] tp17 信用倍率の一覧表示の使用方法

これまで株価の「時系列データ」や「今日の値動きデータ」を正規表現で
ダウンロードする方法を述べてきましたが、このPARTでは株価テーブルとは
異なるデータを正規表現で取得する方法ついて説明します。例として信用倍率
取得のマクロを作りました。このPARTを見ればテーブルフォームが変わっても
マクロはほとんど同じであることが解り、正規表現の使用方法を理解できると
思います。

(1) 信用倍率について
[1]信用倍率とは
・貸借倍率ともいいます。「信用買い残÷信用売り残」で計算され、信用取引の
 「買い方」と「売り方」の取組状況を表します(本ツール名は信用倍率ですが、
  取得した表は貸借倍率になっています)。
・信用取引の信用買い残が増えると、将来(通常6ヶ月以内に清算)の売り圧力
  が強まる可能性が高くなります。
・信用取引の信用売り残が増えてくると、いずれは買戻しをしないといけないの
  で将来の買い圧力が強まる可能性が高くなります
・信用の取り組みが良い、悪い、というのは信用倍率(貸借倍率)が高いか、
 低いかを言います。信用倍率が高いということは、買いのケースではその分
 潜在的な売り注文が多く存在するので「取り組みが悪い」と表現します。
・信用倍率が高いほど、買いの方が圧倒的に多く相場が過熱状態と言われます。

[2]信用倍率の見方>
・信用倍率は銘柄ごとに週に1度発表されています。この比率の変化だけで銘柄
 によっては物色の対象とされる事があります。
・具体的には信用倍率は通常は信用買い残高の方が多いので1.0倍より大きい
 ですが、信用売り残が増えて1倍近くまで下がっていたり、1倍を割り込んで売り
 残高の方が多い銘柄は「好取組銘柄」などといって注目されます。

(2) サンプルツール「tp17-信用倍率」の使用例
本ツールは信用倍率をランキング表示し、多数銘柄を信用倍率でスクリーニング
することを目的に作成しました。

データはInfoseekマネーの「信用残」データを使用させて頂きますが、Webデータ
の取得はWebクエリではなく「正規表現使用方式」でありランキング表示はかなり
高速で実行できます。

(3)ワークシートメニューへ追加した項目クリックで実行
「tp17-信用倍率.xls」を開い時自動的にメニューの最後へ追加されます。
(図9-21a参照)
Excel2007ではリボンに「アドイン」が追加され「アドイン」クリックで追加メニューが
表示されます(図9-21b参照)


(図tp17-1 メニュー:Excel2007例)



(4)実行ダイアログから制御
追加したメニューの「実行メニュー表示」クリックで実行指定ダイアログが表示されます。

(図tp17-2 実行指定ダイアログ)



(4) -1 シートへ実行する銘柄リストを作成
 ・「リスト作成」ボタンクリックでダイアログが表示されるのでリストファイル指定
  (リストファイルは、Part3-1(3)銘柄リスト作成を参照願います)
 ・ファイル指定ダイアログの開くをクリックでシートにリスト作成

(4)-2 データダウンロードの実行
「信用残データ取得」ボタンクロックでWebデータをシートへ取り込みます

(4)-3 データのランキング表示
 ・どのデータを基準に並べるか「並べ替えキー列」を指定
 ・「並べ替え」ボタンクリックでランキング表示
   (キー列の基準列の表題セルが緑色になります)
   (「降順」「昇順」指定により表示順が逆になります)

(5) 実行例
図9-23は「貸借倍率」「昇順」のしていで実行した例です。
(図tp17-3 実行例)





【戻る】    【HPへ】